ワイルドカード。
それは切り札です。
体づくりにおいても、切り札的なテクニックは多々あります。
それを用いることで、トレーニングの質が上がるかもしれません
今回は
【ウォークライ】
というテクニックについて確認してみましょう。
こんなお悩みありませんか?
トレーニングの時、こういったお悩みはありませんか?
ギジンくん今日は何故だか力が入らない…



後1回が粘れない…



やる気はあるんだけど、なんだか気持ちが追いつかない…
このような感覚は、思い当たる方も多いと思います。
ここは、シンプルに体調だけの問題とは一概に言えません。
“気持ちの入れ方”や“集中の向け方”
といったことが関係しているかもしれません。
そこで注目したいのが
【言葉の使い方】
です。
自分自身にかける言葉によって気持ちが切り替わり、トレーニングへのモチベーションが上がったり、集中力が上がったりすることは、多くの方は経験があるかと思います。
このように、本来出せる力を出しやすくするという意味では、言葉はかなり実用的なスイッチになり得ます。
それが、今回のテーマであるウォークライというテクニックです。
ウォークライとは?
ウォークライとは、もともと戦いや勝負の前に気持ちを高めるための掛け声のようなものを指します。
試合前の円陣や、全員で声を出して気持ちを揃えるなどといった場面を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。
有名な例では、ニュージーランドのラグビー代表が試合前に行うハカも、このイメージに近いものとして知られています。
ここまで聞くと、大声を出したり、無理やりテンションを上げるといったように解釈されやすいですが、そこまで大げさなものを行う必要はありません。
大事なポイントは
【自分の中で迷いを減らし、今立ち向かうべき動きに気持ちを向けること】
です。
大声で叫んだり、体を叩いたりするのではなく
動作の前や、キツい場面において、自分を奮い立たせる短い一言
と考えていただくことが、ウォークライの本質です。
言葉でそこまで変わるのか?
トレーニング中にキツくなってくると、人は無意識にブレーキをかけます。



もう無理かもしれない…



キツいからもうやめたい…



次の1レップ、フォームを保てる自信がない…
こうした反応自体は、体を守るための自然な反応です。
ただ、そのブレーキが少し早いと、本当はもう少し出来るはずなのに、出し切る手前で終わってしまうことがあります。
少し踏み込むことが、体を変えるスイッチとなりますので、これは少しもったいないポイントです。
そんな時に役立つのが、短い言葉掛けです。



後1回だけ集中!



このセットだけ乗り切る!



苦しくても丁寧に!
などといった一言は
意識をブラさずに、動作に意識を戻すための合図
となります。
ここでのポイントは、感情を無理やり昂らせることではありません。
言葉によって、迷いを減らし、やるべきことに集中を持っていくことです。
言葉ひとつと侮れません。
ウォークライ”風”フレーズ
厳密にいうとウォークライは、割と過激な言葉を大声で叫んだ方が、限界値を引き上げやすいのですが、フィットネスクラブなどではまず使えません。
速攻で注意されます。
ですので、ここからはそういった環境でも使いやすい、短く・分かりやすく・安全に使えるフレーズをご紹介します。
実際に言葉に出さなくても大丈夫です。
他に誰もいないところ(ホームジム)や、迷惑にならない範囲であれば、声に出していただいても大丈夫ですが、心の中で唱えるだけでもOKです。
1. トレーニングを始めるタイミング
・まず1セット乗り越えよう
・とりあえず動く
・最初が肝心
・やれる範囲で挑もう
・まずはこの1種目に集中
・明日のことを考えるな
・完璧じゃなくていい
2. キツくなってきたタイミング
・ここを越えよう
・集中集中
・雑にならない
・さらに丁寧にいこう
・落ち着け落ち着け
・まだ大丈夫
・焦るな、いける
3. ラスト1ー3回で踏ん張りたい時
・後1回
・もう1レップ
・最後まで気を抜かない
・まだ出し切れる
・やれるやれる
・ここを越える
・押し切ろう
4. フォームが崩れそうになるタイミング
・焦らずゆっくり
・刺激を逃がさないように丁寧に
・足元まで意識
・お腹の力を入れ直そう
・使っている筋肉意識
実際に使う時のコツ
・長い言葉より、短い言葉の方が使いやすいです。
・意識が外に向いた時に、自分に意識を戻すために使うこともできます。
・キツくてササっと終わりたくなった場面では、呼吸を意識したり、フォームを崩さないようにする言葉を選んでみましょう。
・自分の性格に合わせて、ニュアンスを変えて使ってみましょう(ハードなフレーズよりも柔らかいフレーズの方が良いなど)。
・声に出す必要はありません。心の中だけで十分です。
おわりに


最後に、最大のウォークライをお教えしましょう。
それは
です(笑)



(こんなキツいことやらせるなんて…!)



(こっちはツラいのに涼しい顔して…!)
理不尽なことは、承知の上で使って良いのです。
トレーナー側も、その辺りはある程度理解していると思います。



トレーニングがキツいと思ったら、我々に対して
このやろー!という気持ちを持って乗り切っていただくのも
ひとつのテクニックです。
という風に、私はよくお伝えしております。
今回、様々なウォークライ”風”フレーズをお伝えしてきましたが、改めてお伝えしたいことは
気合いで無理をするための言葉
ではなく
立ち向かうための迷いを減らしたり
自分がより良くなるために、やるべき動作に集中するための一言
ということです。
今日、やる気があるからといって、明日それが持続するとは限りません。
そういった、やる気に頼りきれない日には、こうした言葉の力は役立ちます。
トレーニングを続けるために、そして必要な場面でしっかり踏ん張るために、こういった言葉の力を借りるというのは有効な手段のひとつと言えます。
今回ご紹介したのは、あくまで一例です。
実際にいくつか使ってみて、そこから自分に合う“フレーズ”を見つけてみるのもオススメします。



ご覧いただきありがとうございました!



ブックマークやリーディングリストに
保存してご活用ください!









