ここ数年のフィットネスブームには目を見張る勢いがありますね。
ですが、そもそもの筋トレの重要性について、理解しながら行なっている方は少ないのでは?と感じます。

筋トレを行った方が良い理由を教えてください!



かしこまりました!
筋トレ=体を守る


まずは結論から。
筋トレの重要性とは
「体を守るため」
というのが、一番の基盤となります。
もう少し分解して確認してみましょう。
体を守るために筋肉もそうなのですが、それよりも圧倒的に重要となるのが
「骨」
です。
骨が組み合わさることで、骨格という我々の体のベースが形作られます。
そこから関節が生まれたことで、複雑で効果的な動きが行えるようになったのは我々が一番体感していることですから、重要性はご理解いただけるかと思います。
骨格が組み合わさり、関節が生まれただけでは体は動くことが出来ません。
ですので、体を動かすために重要となるのが
「筋肉」
という訳になるのです。
筋肉は関節を跨いで付着しているので、筋肉があることで初めて、我々は体を思い通りに動かすことが出来るのです。
更に、筋肉が適切に働くことで関節に掛かる負担が少なくなるので、結果として
関節を守るのも筋肉
と、なる訳です。
筋肉を適切に働かせるためには、定期的に筋肉に対して刺激を与え、強くしなければなりません。
その筋肉を強くするためには
『日常生活以上の負荷を体に掛ける』
というのがポイントとなります。
まとめると…
・トレーニングの重要性とは?→体を守るため。
・体を守るための要素とは?→筋肉を付けて関節に掛かる負担を減らす。
・筋肉を付けるためには?→日常生活以上の負荷を体に掛けることが必要。
だから筋トレは重要だよ!
ということです。
プールが正解?


筋トレを適切に行い、筋肉を付けて関節に掛かる負担を減らすことで
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上
が見込めます。
筋トレを行うことで、いつまでも若々しく、生涯を通して思い通りに体を動かせる状態を引き延ばせます。
では実際、どういった筋トレを選択したら良いのでしょうか?
筋トレと言っても、種類は様々あります。
ここでよく挙げられるのが
「プール」
です。
水中の特性として、浮力が働くので関節に掛かる負担が少なくなり、安全な運動が可能となります。
プールで行う運動は、年齢を問わず生涯を通して行えるため、リハビリに最適なのはもちろんのこと、体力レベルが極端に低い方や、関節に何らかの障害があって陸上での筋トレが行えない方等、幅広い方にオススメの運動と言えます。
負荷を上げたい場合は、水中で動かすスピードを速くすることで負荷が掛かっていくので、運動強度も調整しやすいのも魅力です。
そうなってくると、最早プールのみでも良いのではないかと思えます。
果たしてプールのみで筋肉を強くし続けていくことは可能なのでしょうか?
残念ながら、プールだけで十分とは言えないのです。
重力が重要


何故プールだけでは筋肉を強くし続けることが難しいのでしょうか?
そこには、ほぼ全ての人々は地上で生活しているというところに理由があります。
我々は絶えず重力の影響を受けて生活をしております。
重力が掛かることで関節が安定するため、筋肉が使いやすくなります。
プールだと浮力が働く関係で、重力の影響が軽減されます。
先の理由から、筋肉に負荷を掛けて強くするためには
「重力」
が体に掛かることも重要となるのです。
ですので
重力の影響をダイレクトに受ける、陸上での筋トレが必須
なのです。
以上のことから、プールは関節に掛かる負担を少なくして、体を動かしやすくする効果があるので、クールダウンやリハビリなどには非常に効果的な運動となるのですが、筋肉を強くするためには重力が掛かる状態が必要になるので、プールだけではなく陸上での負荷も必要となるのです。
最初の入り口として、プールという選択はもちろんOKです。
運動習慣を付けるためには、継続しやすい強度で楽しみながら行えるというのはとても大切です。
慣れてきたら、少しずつ陸上での筋トレもプラスして行かなければなりません。
何度も申し上げているように、筋肉を強くするためには、重力が掛かった状態での負荷が必要だからです。
そうすることで筋肉も強くなっていき、より安全に運動が継続出来て、生涯を通して思い通りに動く体が獲得出来るのです。



なんでもそうですがバランスが大切ですね。
筋トレは重要!


「負荷を掛けて筋トレをすることで関節を守る筋肉が強くなり、体が守られるんだ!」ということを頭の片隅に入れておけば、生涯を通して筋トレの重要性を見失うことはありません。
何度も言います。
筋肉は日常生活以上の負荷が掛かることで成長します。
関節の保護には筋肉の働きが重要です。
筋肉は黙っていて強くなるものではありません。
筋肉を鍛えることによって解決出来る悩みもあるはずです。
鍛えよう!と決意しても何をしたら良いか分からないという方には、パーソナルトレーニングという選択肢があります。
私でよければご相談に乗りますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに


よく耳にする言葉のひとつに「そんなに鍛えて何になりたいの?」というのがありますね。
頑張っている人を見下すような心無い言葉です。
フィットネスが勢いづいているとは言いつつも、まだまだこういった方々はたくさんいます。
そんな方々には、先に挙げたトレーニングの重要性を教えて上げて下さい。
逆に
「あ…やらないと将来ヤバいんだ…」
という事を教えてあげて下さいね♫



今回もご覧いただきありがとうございました!



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