断食(ファスティング)体験記・起

宇都宮

猛息さんは断食(ファスティング)を行った事はありますか?

猛息さん

いやーないですねー…
気にはなりますがやるのはちょっと…

宇都宮

中々取っ付きにくいですよね。

猛息さん

そもそも何も食べないなんて考えられないです!

このように、猛息さんのような方がほとんどかと思います。

私自身、これまでに独学で様々な断食(ファスティング)を行ってきました。
※以下、断食と称する。

その中で色々な体験や気付きを記録に残しているところもあります。

せっかくなら解放しようじゃないかという事で、書いていこうと思います。

ご興味のある方は是非ご覧ください。

まずは体験記に入る前に、断食について、基本的なところから確認していきましょう。

目次

断食(ファスティング)って?

まずは断食の概要からいきましょう。

以下、ウィキペディアからの引用です。

断食(だんじき, 英語: Fasting)とは、自主的に飲食行為を断つこと。一定の期間、すべての食物あるいは特定の食物の摂取を絶つ宗教的行為[1]。現代では絶食療法(一般にいう断食療法)として、医療行為ないし民間医療ともされている。固形物の食べ物を口にするのを止める行為であり、水すらも一切飲まない断食もある。「絶食」ともいう。

後述のラマダーンなど特定の意味を示す言葉として「断食」という言葉を使う場合もある[注 1]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E9%A3%9F

断食は世界の諸宗教に広く見られ[3]、食料を摂らないことを「絶食」「不食」という表現が使われることもある。食事は断つものの、「なら飲んでも構わない」とする断食もある。

断食は宗教上の行事としても行われているが、治療面での効果があることから世界各地で続けられてきたセルフケアでもある。現代日本国内の西洋医療においては、膠原病や内臓器の各検査及び手術による経口摂取制限という理由のみが推奨される。胃腸が不調の際の断食は、不規則な食事となり、極端な空腹が続くと胃酸が中和されず、胃粘膜を傷つけるため、推奨されないとする考え方もある[4]

漢方医学では「吸収は排泄を阻害する」といわれる。断食によって消化・吸収が停止するため、体のエネルギーを排泄に費やせる[5]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E9%A3%9F

元々は宗教的な側面の強かったものが、民間療法として確立されていき、体の調整に使えるテクニックとして認識されたというのが、現代における断食の立ち位置というところでしょうか。

健康への影響もより詳しく確認していきましょう。

こちらもウィキペディアに詳細が分かりやすく記載されておりますので、以下に引用させていただきます。

医療において[編集]

手術などの全身麻酔を必要とする手技においては、胃の内容物が肺に混入するリスク(誤嚥性肺炎などは生命にかかわる事故となる)を防ぐために絶食が常に行われる[6][7][8]。さらにコレステロール検査(脂質状態 -)や血糖測定など、特定の医療検査では、ベースラインを確立できるように数時間の断食が必要とされる。

精神保健[編集]

あるレビューでは、断食は脳内にケトン体を増加させ、覚醒状態、気分、および主観的ウェルビーイングを改善し、おそらく抑うつの全体的な症状を改善したとされる[9]

断食に体が慣れると、リラックス時に出る脳波であるα波が増加し、瞑想時に近い精神状態に近づくことで高ぶった脳や神経を鎮静化させる[5]

体重減少[編集]

断食により排泄作用が高まり、体内の余分な水分が排出されて体重が落ちる。また、「食べなくても意外に大丈夫」と気づくことにより、菓子類など習慣的な無駄食いを減少させる効果もある[5]

24時間未満の断食(断続的断食)は、肥満した健康な成人における、体重減少とボディマス指数の維持に効果的であることが示されている[10][11][12]

デトックス効果[編集]

空腹になると、胃腸をきれいにする効果があるモチリンが分泌され、老廃物の排出を促す[5]。「断食は多くの現代病にも効果がある」という。その論拠として、「人間の体は、消化吸収することがない状態に入ると、自然に体にたまった毒素を排泄する作用、デトックス効果がある」とのこと。カネミ油症事件における油症患者の体内ではダイオキシン類の排泄量が増え、症状が軽減することが観察されている[13]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E9%A3%9F

断食はダイエットの為に行うという認識でいた方には意外だったのではないでしょうか?

以上からも分かる通り、断食はダイエットをメインの目的としている訳ではありません。

体のメンテナンスに効果的な可能性があるという事です。

断食によって、腸内環境をクリーンにする事で免疫力が上がり、強靭な肉体を獲得出来る可能性があります。

結果としてダイエットになるのは副産物といったところですね。

宇都宮

私個人の意見ですがダイエット目的で
取り入れるのであればオススメはしません。

猛息さん

それは何故でしょうか?

ダイエット目的には向かない?

断食に取り組もうとされる方で、特に多いのが「一刻も早く痩せたいからやる!」といった、ダイエットを理由に行う方が多いのではないでしょうか?

ダイエット目的として行うのであれば向かないと申し上げましょう。

そもそも断食を行う場合、様々なリスクが伴う可能性がありますので、自己流で決して行ってはならず、専門のクリニックなどの専門医がいるところで、プロの管理の下で行うべきものだからです。

仮に自己責任で良いからやりたい!となったとして、行う為には多くの時間と手間を掛けなければなりません。

まずは断食をする為の知識を学ぶところから始まります。

ひとつの著者のものだけでなく、別な著者のものとも比べたりして、自分に合うものを見つけ出します。

そこから実験的に軽めの実践を重ねていき、このやり方なら出来そうだという体感に合うものを見つけなければなりません。

それをクリアしたとして、いざ断食に入る!となった場合、即本番とはなりません。

本番に入る為の準備から始まり、本番が終わって終了ではなく、そこから回復させていく工程があります。

ここが一番誤解されやすいところですが、断食(ファスティング)は本番よりも準備や回復の方が大事なのです。

むしろ準備段階でも十分体が整っていくのですが、それをせずに勢いで「今日からやろう!」というのは、体に負担が大きく危ないです。

準備と本番がしっかり出来たとしても、回復の方を疎かにしてしまうと、努力が水の泡となるだけでなく、体への負担も大きい上にリバウンドにも繋がってきます。

このように断食は、かなーりデリケートなものなので、ダイエット目的で取り入れるのは相当な精神力が要求されます。

ここまで見てみていかがでしょうか?

これだけの手間を掛けてもいいから、痩せる為に断食!とはならないのではないでしょうか?

そもそもダイエットは継続が大きなポイントとなりますので、無理なく行える食事調整や運動を行って、長期で着実なダイエットを行った方が遥かに楽です。

結論として、ダイエットしたいなら日常生活での食生活を改めた方が、安全確実なダイエットになります。

ですので、ダイエット目的に自己流で断食(ファスティング)を行おうとしているのであれば、取り組むまでの時間(知識の取得や実験的な実践を行う)も掛かるしリスクも大きいので、止めておいた方が賢明です。

ライトなものもある?

ただ、体のメンテナンスを目的とするならば、比較的安全な方法もあります。

固形物や栄養素を一切摂らないハードなものは『絶食』というものになりまして、これはかなりハードなので独学で行うのは危ないです。

それよりも難易度を下げた方法として、栄養価の高いドリンクやジュース、スープなどを用いる事で、空腹感を紛らわしながら体内をクリーンにしてリフレッシュしていく方法などもあります。

より細かく分けていくとキリがないので、行ったものに関しては体験記の方でご紹介していこうと思います。

おわりに

私は仕事柄、人体実験と称して、実際に試してみないとお伝え出来ないので色々とやっております。
※もちろん自己責任です。

断食(ファスティング)に関して、記録していないものも含めたら、軽いものも含め10回ほど行っております。

ですので、これから私の体験記で、断食(ファスティング)についてのリアルな体感や感想などをお伝えしていけたらと思います。

「なんだか変わった事やってんな〜」ぐらいの感覚で、ひとつの読み物みたいな感じでご覧ください。

次回は、私が断食(ファスティング)に興味を持った経緯について書いていこうと思います。

宇都宮

今回もご覧いただきありがとうございました!

宇都宮

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