【認識を】ダイエットが少し楽になる話【改めよう】

皆様はダイエットと聞いて
どんな印象を受けるでしょうか?

ツラい…
苦しい…
楽しくない…
続かない…
後は〜…

も、も、もう大丈夫ですよ(汗)

このように色々あるとは思いますが、大体がネガティブな印象をお持ちの方が多いのではないかと思います。

果たして本当にそうなのでしょうか?

そんなダイエットが、少しは楽になるような?お話をしていきたいと思いますので、ダイエットはツラいものだと感じている方は、是非ご覧ください。

ダイエットの落とし穴

まず、ダイエットに対してネガティブな意識を持ってしまう理由を探ってみましょう。

おそらく多くの方は

あれをしてはダメ!
これを食べちゃダメ!
こんな考えじゃダメ!

などと言ったダメダメ尽くしで、とにかく引き算することばかりに意識が向きやすくなっているのではないでしょうか?

ダイエットを過酷に考え過ぎてしまっており

最初からダイエットを困難にするマインドになってしまっている方が多い印象を受けます。

どういうことかと言いますと、最初にダイエットを決意した時に、ほとんどの方が起こす行動として

1・運動

2・食事

大きくこれらふたつの行動だと思います。

実はここに落とし穴があります。

ダイエットを決意すると、その瞬間はとても気持ちが高いところにあるので、運動に食事に両方同時に頑張ろうと思うでしょう。

とても素晴らしいお気持ちだとは思いますが、ちょっとストップです。

これだと継続をすることが、難しい場合が多いのです。

ダイエットを成功させるために重要な要素は継続です。

この基本にして最大のポイントを、難しくし過ぎているというパターンがとても多いのです。

後ほど、ここについても確認していきましょう。

ダイエットは時間が掛かるもの

最初に決意した気持ちをずっと持ち続けるのは、それこそダイエットよりも難しいです。

そして早く落としたいという気持ちも強いので、焦りも出ますね。

ですがここは

ダイエットは確実に時間が掛かるものだから、無理なく続けていけるようにやっていこう!

というマインドセットをすることが重要となります。

一刻も早く落としたいお気持ちもよく分かりますが、落ち着いて考えてみましょう。

ダイエットを決意するぐらい増えた体重は、どれぐらいの年月で育てて来たものでしょうか?

それが都合良くスルスル減っていくと考えるのは、都合が良い解釈に他なりません。

ダイエットに即効性はありません。

巷では即効性があるような謳い文句で、興味を惹くものが多いように感じますが、現実的な考えとして、何ヶ月何年もかけて増やした体重や脂肪が、1日2日で落ちる訳がないのは誰でも分かることです。

ここは厳しく言わせてもらいましたが、何よりご自身がよーくお分かりだと思いますよ。

「増えるのは一瞬だけど、減らすのは本当大変ね…」

と、いうのはとてもよく聞く発言です。

その言葉の裏には、楽に痩せられる魔法のようなものでもないかしら?というのを含んでいるんだろうな〜と考える私は、かなり嫌な奴です(笑)

ハッキリと申し上げておきますと、そんな魔法はありません。

まずそんな魔法のようなものがあれば、とっくに自分でやってますし、もちろん提供しております。

そうじゃないということは、そんな魔法はないと認識してください。

厳しい言葉になってしまっているのは、ある意味優しさですのでご理解ください(笑)

マインドセットをする

体重が増えるのは簡単だけど、減らすのは本当大変!

このように感じている方がほとんどかと思いますが、増やすよりも減らすことが難しく感じる理由は

増やす癖が付いてしまっている

というところにあります。

どういうことかと言いますと、食べないより食べる方が簡単だということです。

栄養補給はもちろん大切ですが、補給のし過ぎはエネルギー過剰となり、逆に体には大きな負担となって、余計な脂肪まで付けてしまうこととなるのです。

なので少しずつ、増やさずに減らす癖を付けていくという、マインドセットが必要となります。

ダイエットをする上で、手札を多く持ち、それを少しずつ切っていくというのが、ダイエットの成功率を上げる重要なポイントとなります。

どういうことかと言いますと、これもダイエットの落とし穴なのですが…

ダイエット開始当初、多くの方は、一刻も早く体重や体脂肪を減らしたいがために、ダイエットに効果的と言われるものを一気に取り入れてしまう傾向にあります。

それは、瞬間的な落ち幅が大きく効果的に思えますが、すぐに頭打ちとなって切れる手札が無くなってしまい、そのことによって頭打ちとなり、ダイエット失敗となってしまうのです。

それで済めばまだ良いのですが、無理を掛けたダイエットにはリバウンドが付きものです。

当初の体重よりも増えてしまったということになりかねません。

なので

とにかく焦らず、1枚ずつ手札を切っていくということが、痩せるために重要

だと認識しましょう。

認識を変えることが出来れば、ダイエットに対する考えも少しは軽くなります。

では、焦らずに行なっていくというのはどういうことでしょうか?

詳しく確認していきましょう。

より細かく①

ではここから、ダイエットの成功率が上がるかもしれない方法をより細かく確認していきましょう。

よし!今日からダイエットだ!
ジムに食事制限に頑張るぞ!

ほとんどの方は、このような流れで勢いのままにダイエットに突入してしまうのではないでしょうか?

この勢い、実はダイエットの成功率を下げてしまいます。

それは何故か?

今までダイエットをそこまで意識せず過ごしてきた日常に、本格的にダイエットを決意して、ジムに通い始めるということは日常にイレギュラーが生じます。

そのイレギュラーが、ひとつのストレスとなります。

そんなストレスがひとつ掛かった状態で、さらに食事制限が加われば、それは大きなストレスとなります。

そうなってくると、もう挫折してしまうのは目に見えておりますね。

確かにそうですね…
今までずっとそうでした…

しつこく言いますが焦らずいきましょう。

挫折しないためにまずは

これなら無理なく出来そうだというものを、探すことから始めましょう。

短期的ではなく、長期的に見てです。

一例として、最初のスタートは無理のない運動から始める、というところからなんていかがでしょうか?

ここでいう無理なくというのは、これだったら最低でも1ヶ月は継続出来そうかもという内容です。

例えば、プランク30秒1セットを毎日継続するなど、本当に楽々クリア出来そうだというところからでOKです。

もちろん慣れてきたら、1セットを2セットにとか、30秒を60秒になど、継続が難しくない範囲で上げていってももちろんOKです。

え!?そんな簡単で良いんですか!?

はい。簡単で良いのです。

むしろ簡単じゃなければいけません。

何度も言いますが、焦らないというのが大事だからです。

多くの皆様が誤解しやすいところとして、トレーニングを始めてすぐに体が変わると思ってしまうというところです。

断言します。

トレーニングを始めてすぐに体は変わりません。

習慣化させて、体に変化を起こしていくためには、3ヶ月程掛かると言われております。

ですから、まずは習慣化させて

新しく日常生活に入ってきたイレギュラーを馴染ませること

が、大きなポイントとなります。

なので、簡単だと感じるものから取り入れて、継続させていくことがとても大事なのです。

自分にとってのイレギュラーを、少しずつ少しずつ落とし込んでいって、日常生活にダイエットが癖付くように浸透させていきましょう。

体の変化に関するメカニズムを理解すると分かりやすいので、簡単に確認してみましょう。

トレーニングによる変化のメカニズム

まずトレーニングを始めて、最初に起こる反応は神経系統の発達です。

神経系統の発達とは、ざっくり言うと、筋力が上がったり、筋肉の反応が良くなることを表します。

その後に筋量が増えていきます。

トレーニングを開始すると細胞の代謝サイクルが早まり、3ヶ月後には新しい細胞に入れ替わると言われております。

もちろん個人差はありますが、このタイミングで早い人であれば体が変わってきます。

ですので、体が変わるまでにラグがあるのです。

余談ですが、フィットネスクラブで入会した方の退会率が一番多いタイミングというのが、3ヶ月付近だと言われております。

しっかり継続して行えていれば、そこから体が変わるパターンが多いタイミングなので、そこで辞めてしまうのはとても勿体無いと言えます。

体の変化が中々出ないからと言って、効果が無いから諦めようなどと思わないでくださいね。

遅かれ早かれ続けた先に、何かしらの変化が起こってくるはずです。

より細かく②

さて、内容を戻します。

頑張って1ヶ月続けられたら、まずは自分を褒めてください。

その間も小さなことで全然良いので、多くの成功体験を認識する癖を付けてあげましょう。

そうすることで、ダイエットのモチベーションが下がりにくくなり、成功しやすくなります。

そして続けてきた内容が慣れてきて、もう少し出来そうだという余裕が出て来たら、ここでほんの少し強度を上げてチャレンジしてみましょう。

先述の例でいくと、プランク30秒を45秒に増やしてチャレンジしてみるという感じですね。

そしてまた余裕が出て来たら、少し強度を上げるというのを繰り返していくと、いつの間にか運動が日常の一部となり、そこで初めて、また新たな肉体的・精神的余裕が出て来ます。

新たな余裕が出来ると、新しいことを追加しても続けられる確率が上がります。

そうすると、次は食事にも手を付けられそうだ、という気持ちが出てくると思います。

このタイミングで、食事に手を付けます。

ここでやっと食事です。

食事も運動を馴染ませる時と同様、焦らずに出来る範囲から少しずつやっていきましょう。

晩ご飯のお米の量を、いつもは茶碗1杯のところ半分にしてみよう、などの確実に継続してクリア出来そうだというところに設定していきます。

ここまで来ることが出来れば、ダイエットの成功ルートに乗れたと言っても良いでしょう。

そして、運動と食事を両立させることが出来る、より自分に合うスタイルにしていきましょう。

おわりに

長々書いて来ましたが、改めて、継続するというのはとても難しいことだと理解しましょう。

時間が掛かるのはしょうがないことだと理解しましょう。

なので自分に厳しくなり過ぎなくて大丈夫です。

たまには息抜きも大事なので、カロリーなど気にせず、美味しいものを食べることも大切です。

外食に行って、今日は抑えて食べて飲もうなんて思うから、そこでの食べなかった後悔がずっと残り、キレ食いに走ってしまうのです。

だったら今日食べたいものをサクッと気持ち良く食べて、明日や今週のどこかで調整しよう!という方が、後腐れなくダイエットと向き合えます。

ダイエットが難しく厳しいものとしているのは自分自身です。

改めて冷静に自分自身を見つめ直して、自分に合ったダイエットを構築していきましょう。

人に優しく。

自分に優しく。

これダイエットの鉄則です。

今回もご覧いただきありがとうございました!

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